下記の資料をステープラー(ホチキス)製本しています。(商品画像がサーマル製本となっております。こちらをご希望の方はオプションのサーマル製本を選択してください)
タイトル: 「急行電車付図」
発行年月: 1961年3月
発行元: 国鉄車両設計事務所
元サイズ: A4縦・A3横
製本サイズ: A4縦
ページ数: 約160頁
掲載形式:
サロ152
サハシ153
東海形の153系電車は準急用として設計されました。そのため、比較的短距離の運転を想定していたので食堂車などは設計されていませんでした。
151系こだま形の増備により、東海道線に数多くの特急電車が走るようになると、急行電車も新性能化の要求が強まってきました。
既に、一部の急行電車は153系によって運転されていましたが、昭和36年10月改正に向けて急行電車を本格的に増発する事となり、準急用では無く急行用として編成を組んだ場合に必要となる、リクライニングシートのグリーン車と、食堂車をさしあたり新設計する事となりました。
グリーン車は窓を大窓としてサロ152、食堂車はこだま形で好評だった立ち席のビュッフェスタイルであるサハシ153の2種類を新規に製造しました。
この説明書は、この2車種専用の説明書となっています。
このような2車種専用の説明書というのは珍しく、国鉄が急行電車の発展に力を注いでいた事がうかがい知れます。
この貴重な付図を、この機会にいかがでしょうか?
■■■■ 構成
1章 一般
2章 車体構造
3章 車体設備
4章 台車
5章 電気機器ならびに電気回路ツナギ
6章 ブレーキ装置
7章 ぎ装
127頁が欠落しています。図6-1 SED空気ブレーキ装置つなぎ(サロ152)のページです。
図6-2 SED空気ブレーキ装置つなぎ(サハシ153)はあります。
131頁も抜けています。図6-5 手ブレーキ装置の頁です。