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タイトル: 「車両のビジョン」 今後の車両についての新事業体への提言
発行年月: 1986年9月
発行元: 国鉄車両局
元サイズ: B4横
製本サイズ: A4横
ページ数: 82頁
国鉄からJRになる前に、国鉄の車両局が今後の新会社での車両設計方針を示した資料となります。
新幹線でもゲージ可変や、0系のモデルチェンジなど、当時の考え方がよくわかります。
通勤・近郊形電車などは、2階建てやVVVFなどが記されていて史実との比較をしてみるのも面白いです。
一方、閑散地向けの近郊形電車では、低床ホームによる新駅を増やすため4ドアのうち2ドアを低床、2ドアを通常のホーム高さにしたような車両も検討されていました。
気動車も20m、17m、15m、12m車が検討されていて、なかなか興味深いです。
なかなか趣味誌でも取り上げられないような内容が多々ありますので、かなり見ごたえがあると思われます。
いかがでしょうか。
■■■■ 構成
1章 作成に関しての考え方
2章 基本方針
3章 新幹線輸送
4章 大都市圏輸送
5章 在来線都市間輸送
6章 地方都市圏輸送
7章 地方交通線輸送
8章 青函トンネル輸送
9章 貨物輸送
10章 今後の車両技術の要点