下記の資料をステープラー(ホチキス)製本しています。(商品画像がサーマル製本となっております。こちらをご希望の方はオプションのサーマル製本を選択してください)
タイトル: 急行形電車冷房装置
発行年月: 1965年5月
発行元: 国鉄車両設計事務所
元サイズ: A4縦・A3横
製本サイズ: A4縦
ページ数: 88頁
掲載形式:
サロ455
サロ165
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【資料説明】
車両用冷房装置としてはAU12がキノコ形キセを用いて481系などに採用されたました。その後、急行用のグリーン車にキセの無い中身だけの室外機を載せたサロ455とサロ165が製造されることになりますが、この説明書はその時のものです。
また、冷房電源用のMGは、MH122−DM76Aが採用され、直巻電動機を用いたMGの先駆け的なものとなっています。国鉄では電圧降下が多くの場所で発生しており、複巻電動機を用いたMGは保守に難があったため直巻電動機を使えるように早くから開発しており、いわば実用化第一号のMGがこの説明書で解説されているのも特徴です。
前半は説明書、後半は付図となっています。
急行形冷房装置と言うタイトルから、あまり華やかなものではありませんが、掲載されている機器は非常に貴重な品ですので、その説明書と付図をこの機会に是非お買い求めください。
■■■■ 構成
(説明書)
1章 一般
2章 MH122A−DM76A形電動発電機
3章 VR−HS76形制御装置
4章 冷房制御盤および補助変圧器
5章 つなぎ
6章 AU12S形ユニットクーラー
7章 ぎ装
8章 取扱い
(付図)
1〜7章の内容