【A3拡大】205系試作車説明書付図 1985-1

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下記の資料の「A3サイズ」「無製本」「両面」版となります。原本は全ページB4横ですので、拡大しての提供となります。拡大ですので元図で読めない部分は拡大しても読めませんが、より詳細まで見やすくなります。無製本ですので基本、縦横関係ありませんが原本が横開きですので、それに合わせています。
オプションで片面印刷も選べます。

タイトル: 「205系通勤形直流電車」
発行年月: 1985年1月
発行元: 国鉄車両設計事務所
元サイズ: B4横
製本サイズ: A3横
ページ数: 530頁
掲載形式: 
 モハ205
 モハ204
 クハ205
 クハ204
 サハ205

205系の説明書付図です。

国鉄の通勤形電車は103系の大量生産後、満を持して201系が1980年代に量産に入りましたが、10年20年先でも真新しと感じさせる品質を求めた結果201系は少し割高な電車となりました。
また113系や115系に代わる近郊形の後継車を設計するにあたり、高速域からも回生ブレーキが利くシステムが求められましたがチョッパ制御では定格速度以上からの回生ブレーキには制約があり、民鉄のような界磁チョッパは複巻電動機が保守的に認められなかったために採用が不可能でした。
そんな中でEF90の設計時に定速度運転のため直巻電動機で界磁制御をすることを研究していた国鉄はその後MGなどで直巻電動機の界磁制御を実用化させます。
サイリスタ技術などの進歩により、そのシステムを運転制御に流用する事が可能になり、界磁添加励磁制御として近郊形電車用として使うはずでしたが、通勤電車にも十分活用出来ると言うことで、211系よりも先に通勤形の205系が界磁添加励磁制御の実用化第一号となりました。
また、東急車輌から軽量ステンレス技術を得た事で、120kWのモーターで201系なみの高速性能を有することが出来た他、編成重量の軽量化のため、トータルでの電力消費量を201系並か201系以下に抑える事が可能となりました。
その後、JRになってからも量産が続けられ名実ともに20世紀最後の通勤電車の決定版と言える形式だと思います。

■■■■ 構成
1章 概要および主要要目
2章 車体関係
3章 台車
4章 電気機器
5章 電気回路つなぎ
6章 ATC装置および無線装置
7章 空気ブレーキ装置
8章 ぎ装関係
付表 部品表

ページ数が多いのでステープラー製本の場合は分冊となります。

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