【A3付図】クハネ583形説明書付図 1970-6

3,630円(税330円)

両面
片面
印刷
購入数

下記の資料の「A3サイズ」「無製本」「両面」版となります。A4縦ページもA3となりますが、今までのA4サイズ版だと縮小されてるA3横の図面を原寸に近い形で提供します。無製本ですので基本、縦横関係ありません。
オプションで片面印刷も選べます。

タイトル: 「寝台・座席両用 583系特急形交直流電車」(追録)
発行年月: 1970年6月
発行元: 国鉄車両設計事務所
元サイズ: A4縦・A3横
製本サイズ: A3
ページ数: 約250頁

掲載形式: 
 クハネ583

583系電車の前身である581系は昼夜兼用の特急電車が一定の地位を確立しましたが、東北本線の青森までの電化完成に伴い、東北スジの特急電車と夜行寝台特急電車用として50Hz・60Hz共用の583系電車が設計されました。
基本的には581系と共用設計で、電動車を3電源方式にした他、グリーン車が必要と言う事で昼夜共に座席車のサロ581も同時期に設計されています。
その後583系は日本中を昼も夜も走り回りましたが、休む間もなく走り続けた結果、走行キロが他の車両よりも長くなり比較的早い時期から廃車などが始まりました。
ただ電車寝台特急という画期的な仕組みを備えたこの581系・583系は今なお多くのファンがおり、3段寝台の時代のモハネ580.582のパンタ下は上段が設置できなかった事から中段の上部が開放的で、パン下中段として席番を指定して発券してもらうファンもいたようです。

この説明書のクハネ583は東北スジでの運転に伴い、将来の15両運転を計画する上で必要となるサービス電源を増強したタイプとなります。ちょうど通勤形冷房車として103系の試作冷房車が誕生した時期で冷房車用に210kVAという大容量MGが開発されていた事からクハネ581のMGを210kVAに変更し、更に床下に取り付けることで機械室を廃止して寝台(座席)定員を増やす事にも成功しました。
クハネ583については、外観上でクハネ581と大きく異なる事もあり、また大容量MGを搭載する事から引き通し線の強化など電気回路もモハネなど他の各車とも変更されています。またサロ581の車掌室を専務車掌室へ変更したり、クハネ581の一部の仕様変更についての記述もあります。
581系説明書・付図、583系説明書・付図をお持ちの方にとっても「仕上げの1品」という感じの商品ですので、是非お買い求めください。

■■■■ 構成
(説明書)
1章 一般
2章 車体構造
3章 車体設備
4章 台車
5章 電気機器
6章 電気回路のつなぎ
7章 ぎ装

(付図)
1章 一般
2章 車体構造
3章 車体設備
4章 台車
5章 電気機器
6章 電気回路のつなぎ
7章 ぎ装

なお、付図151頁のみ欠損しており下記の図がありませんが、大勢には影響がないと思われます。
5-3-9図 ブラシ保持器組立(電動機用)

では、よろしくお願いいたします。

イメージはありません。

印刷
両面
片面

カテゴリーから探す