下記の国鉄資料を復刻したものです。これまでのコピー用紙による提供に比べて紙質が格段に向上している他、スキャン時にどうしても出てしまうノド部分(綴じ部分)の黒い影をできる限り除去している高品質版となっています。
背表紙にもタイトルが入っていますので、本棚に並べた状態でもタイトルが確認出来るようになりました。
価格もこれまでの商品をビニール製本していただくよりも安価に抑えています。
こちらは通常の送料(佐川A4/佐川A3等)をいただきますが、他の複製資料との同梱が可能です。
梱包は簡易包装(本体をビニール袋に入れて宅配ビニール袋にて発送)が基本となりますのでご了承ください。
クリックポストで発送できるのは1冊までですので、単品で購入される場合は(単品購入用)をご利用ください。
【資料仕様】
オンデマンド印刷 表紙カラー・本文モノクロ 228頁
表紙用紙 マットコート180kg 本文用紙 コート90kg
国電出版発行
ISBN 978-4-910222-00-4
【復刻元資料】
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タイトル : 「103系通勤形直流電車」
発行年月 : 1964年9月
発行元 : 国鉄車両設計事務所
掲載形式 :
モハ103
モハ102
クハ103
サハ103
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■■■■ 商品説明
国鉄通勤形電車は中央線向けに特化した設計であった101系の弱点を修正する間も与えず輸送量が爆発的に増加していたため、大阪環状線や、山手線、総武線にまで進出してしまいました。
大阪環状線は4M2T編成だったために駅間距離が短くてもなんとか運転できましたが、山手線は4M3Tであったためにモーターの熱容量が不足し新性能電車でありながら電気ブレーキを使う事ができませんでした。
101系のモーターを120kWにパワーアップした試験も行われましたが、MT46AベースのMT54を用いた通勤形では定格速度が高すぎて120kWにしても熱容量的にギリギリという試験結果が出てしまいました。
そこで、MT46Aベースのパワーアップは断念し、通勤形電車用に低速トルクを強化したMT55を設計し、それを搭載した103系が生まれました。
これらの事情を後世の趣味誌ではきちんと語ってこなかったために、103系が山手線専用設計だなどと言われる方もいたようですが、当時の書籍や説明書を見てもどこにも一言もそのような言葉は書かれていない事が確認できるかと思います。
1970年代には回生ブレーキが多くの私鉄で実用化されていきましたので、回生ブレーキを持たない103系は21世紀に入ってから浪エネなどと揶揄されましたが、30km/h台で抵抗を抜け、低速トルクがあるので加速度も高い103系は301系が出るまで国鉄の電車の中で一番の省エネ車両でした。
そんな、1960年代の通勤電車の決定版であった103系の説明書をこの機会にいかがでしょうか?
珍しく、手巻きだった前面方向幕の文字対照表も記載されています。これだけでもこの資料の価値があるかなと思っています。
■■■■ 構成
1章 一般
2章 車体構造
3章 車体設備
4章 台車および歯車装置
5章 主回路機器
6章 高圧補助および付属回路機器
7章 制御、低圧補助および付属回路
8章 電気回路ツナギ
9章 空気ブレーキ装置
10章 ぎ装
11章 運転取扱上の注意