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タイトル: 「181系特急形直流電車」
発行年月: 1965年3月
発行元: 国鉄車両設計事務所
元サイズ: A4縦・A3横折り込み
製本サイズ: A4縦
ページ数: 180頁
掲載形式:
クハ181
モハ181
モハ180
サハ180
モハシ180
サシ181
サロ180
サロ181
モロ180
モロ181
クロ181
181系の説明書と付図がセットになったものです。
昭和33年にビジネス特急電車として登場した151系は新幹線の開業とともに新しい活躍場所に転属することとなった。
直流電車であると言う事から、新しい活躍場所は新幹線連絡の山陽本線と、上野から新潟までの上越線と決められました。しかし、山陽本線にはセノハチ、上越線にも越後湯沢あたりに坂があるため一足先に上越線向けにデビューした161系は歯車比を急行型と同じ1:4.21としてモーターの熱容量不足を解消して使われました。
しかし、歯車比を下げる事で最高速度が落ちてしまう事から115系や165系から採用されたMT46Aの出力増強形であるMT54を搭載した181系が新たに設計されました。
新設計とは言え、基本は151系・161系がベースですので、151系や161系のモーターを順次MT54に換装して181系となり、新製はわずかな数だけで、大多数が改造編入であった点も181系の大きな特徴です。
なお、クロ181はクロ151パーラーカー改造ですが、181系化後2年ほどでクロハ181に改造されてしまいましたので、181系のパーラーカーという点では珍しいのではと思います。
国鉄の「電車特急伝説」を築いた181系の説明書・付図、この機会にいかがでしょうか?
■■■■ 構成
1章 一般
2章 車体
3章 台車および歯車装置
4章 電気機器
5章 電気回路ツナギ
6章 空気ブレーキ装置
7章 ぎ装
8章 運転取扱の注意