【A3付図】103系付図1 1964-9

2,970円(税270円)

両面
片面
印刷
購入数

下記の資料の「A3サイズ」「無製本」「両面」版となります。A4縦ページもA3となりますが、今までのA4サイズ版だと縮小されてるA3横の図面を原寸に近い形で提供します。無製本ですので基本、縦横関係ありません。
オプションで片面印刷も選べます。

タイトル: 「103系通勤形直流電車」 付図1
発行年月: 1964年9月
発行元: 国鉄車両設計事務所
元サイズ: A4縦・A3横折り込み
製本サイズ: A3
ページ数: 188頁
掲載形式: 
 モハ103
 モハ102
 クハ103
 サハ103

国鉄通勤形電車は中央線向けに特化した設計であった101系の弱点を修正する間も与えず輸送量が爆発的に増加していたため、大阪環状線や、山手線、総武線にまで進出してしまいました。
大阪環状線は4M2T編成だったために駅間距離が短くてもなんとか運転できましたが、山手線は4M3Tであったためにモーターの熱容量が不足し新性能電車でありながら電気ブレーキを使う事ができませんでした。
101系のモーターを120kWにパワーアップした試験も行われましたが、MT46AベースのMT54を用いた通勤形では定格速度が高すぎて120kWにしても熱容量的にギリギリという試験結果が出てしまいました。
そこで、MT46Aベースのパワーアップは断念し、通勤形電車用に低速トルクを強化したMT55を設計し、それを搭載した103系が生まれました。
これらの事情を後世の趣味誌ではきちんと語ってこなかったために、103系が山手線専用設計だなどと言われる方もいたようですが、当時の書籍や説明書を見てもどこにも一言もそのような言葉は書かれていない事が確認できるかと思います。
1970年代には回生ブレーキが多くの私鉄で実用化されていきましたので、回生ブレーキを持たない103系は21世紀に入ってから浪エネなどと揶揄されましたが、30km/h台で抵抗を抜け、低速トルクがあるので加速度も高い103系は301系が出るまで国鉄の電車の中で一番の省エネ車両でした。
そんな、1960年代の通勤電車の決定版であった103系の付図1をこの機会にいかがでしょうか?
■■■■ 構成
1章 一般
2章 車体構造
3章 車体設備
4章 台車および歯車装置
5章 主回路機器

イメージはありません。

印刷
両面
片面

カテゴリーから探す